石田 大輔(名城法律事務所)
【地域密着の専門家】
弁護士石田が、
保険会社の提示額や
後遺障害等級認定を
”最大限”にまで引き上げ獲得します。

弁護士・石田大輔インタビュー
「被害者の尊厳を守る――名古屋で交通事故専門弁護士を選んだ理由」



先生が交通事故専門の弁護士として名古屋で活動されるようになった経緯を教えてください。
名古屋大学法学部を卒業後、慶應義塾大学法科大学院で法務博士を取得し、2009年に司法試験に合格しました。民事系科目では上位5%という結果でしたが、正直、数字よりも「誰かの人生の岐路に立ち会える仕事がしたい」という思いの方が強かったですね。
大手法律事務所での勤務を経て、2021年に名城法律事務所のサテライトオフィスとして独立しました。交通事故専門に特化したのは、この分野こそ「法律の知識」と「人間への理解」の両方が問われる領域だと確信したからです。事故は一瞬ですが、被害者の苦しみは何年も続く。そこに寄り添える弁護士でありたいと思っています。
私がよく使う言葉があります。「技術的に優秀な弁護士より、人間的に信頼される弁護士でありたい」というものです。依頼者の方に「この人に任せてよかった」と感じていただけることが、私の原動力です。
名古屋市での交通事故案件には、どのような特徴がありますか?
名古屋の道路は、他の都市と比べて独特の難しさがあります。例えるなら、碁盤の目のような基本構造に、環状線という「輪」と放射状の幹線道路が複雑に絡み合った、まるで複雑な方程式のような道路網です。
環状1号・2号線と国道1号、19号、22号が交差する合流・分岐地点では多発事故が起きやすく、しかも複数の車両・複数の保険会社が絡むことで責任関係が非常に複雑になります。また名古屋港や中部国際空港へのアクセス道路では大型車両の通行量が多く、重大事故につながりやすい。
さらに近年は、再開発や地下鉄延伸工事に伴って道路構造や交通規制が頻繁に変わり、一時的な危険地帯が生まれやすい状況です。これは地元の交通事情を深く理解していないと、適切な事故解析ができないポイントです。
愛知県内の人身事故のうち約30%が名古屋市内で発生しているというデータもあります(愛知県警察本部統計)。それだけ案件数も多く、地域特性への理解が解決の鍵を握っています。
実際にどのようなアプローチで案件を解決されているのですか?
私が最も重視しているのは「データドリブンな事故解析」です。ドライブレコーダーの解析ソフト、3D事故再現システム、交通工学シミュレーションを活用して、感情論ではなく科学的根拠で立証します。
印象に残っている案件があります。西区の環状2号線で発生した4台の玉突き事故です。依頼者の方は前後から挟まれて腰椎圧迫骨折という重傷を負ったにもかかわらず、最初は「あなたの過失割合は60%」と主張されていました。
そこで各車両の速度、車間距離、制動パターンを科学的に検証し、環状線特有の渋滞パターンも加味して過失割合理論を再構築しました。結果として過失割合を20%まで軽減し、後遺障害11級認定も獲得、総額920万円での解決に至りました。
「科学的な分析と粘り強い交渉で、想像以上の結果が得られた」と依頼者の方からおっしゃっていただけたときは、本当に報われる思いでした。
複数の責任主体を同時に追及するケースもあるのですか?
はい、それが必要なケースも少なくありません。東区の地下鉄工事現場付近での事故案件がその典型でした。工事による迂回路を歩いていた70代の女性が工事車両と接触し、大腿骨骨折という重傷を負われた案件です。
工事会社は「歩行者の不注意」と主張し、名古屋市も「工事許可に問題ない」として責任を否定しました。しかし私は工事現場の安全対策基準違反を詳細に調査し、道路使用許可条件との齟齬を指摘することで、工事会社と市の双方に連帯責任を問いました。
最終的に両者から計650万円の賠償を獲得できただけでなく、工事現場の安全対策も実際に改善されたと聞いています。賠償金だけが解決ではない、という好例だと思っています。
身体的な損害以外も対応されているのですか?
もちろんです。交通事故はPTSD、うつ症状、不安障害といった精神的後遺障害を引き起こすことも多い。これらは目に見えにくいですが、慰謝料請求において正当に反映されるべき損害です。
南区の案件では、顔面に傷跡が残った30代女性に対して、相手方が「客観的影響は軽微」と主張してきました。しかし、専門医の意見書と心理学的評価を取得し、精神的影響を丁寧に立証することで、使用者責任に基づく総額1,340万円という解決を実現できました。
弁護士の仕事は「条文を当てはめること」ではなく、「一人ひとりの苦しみを適切に言語化して、社会的に認めさせること」だと思っています。
費用面で不安を感じている方も多いと思いますが。
これは非常によくご質問いただきます。私の事務所では初回面談は完全無料、着手金も原則無料、成功報酬制を採用しています。成果が出なければ報酬は発生しません。
また、多くの方が見落としているのが「弁護士費用特約」です。自動車保険や火災保険に付帯されていることが多く、最大300万円まで弁護士費用が保険でカバーされます。当事務所では依頼者の85%がこの特約を活用されています。まずご自身の保険証書を確認してみてください。
お金の心配をせずに相談できる環境を整えているのは、「お金がないから泣き寝入り」という状況をなくしたいからです。
最後に、事故被害で悩んでいる方へメッセージをお願いします。
交通事故は、一瞬にして日常を奪います。身体の痛み、精神的な不安、そして経済的な負担――この三重の苦しみを一人で抱え込まないでください。
「最適解は人それぞれ異なる」というのが私の信念です。画一的な対応ではなく、あなた固有の事情と感情に向き合いながら、一緒に解決策を見つけていきたい。
まず話すだけでも構いません。「相談してよかった」と思っていただける時間を、全力でつくります。




